FC2ブログ

トラブル-セブ島編―30mの深海ダイビング。エアは大丈夫か?

17-12c1-c

セブ島の海。バンカーボートでダイビング・スポットに向かいます。

昨年の夏ですが、AOWの講習に同行して撮影したもので、インストラクター、受講生共
女性です。

アドバンスオープンウォーター(AOW)の資格は水深30mまで潜水出来ます。
よってその実習が講習の一つとなります。

17-12c3

水深30m(4気圧がかかっている。)での講習。

黒丸部は、講習の為に帯同したペットボトルが4気圧の水圧でペシャンコにつぶれています。


水深30mでは計算能力が低下する場合があるので、算数の計算をしてそれを体感します。
岩場にしがみついて?計算をしているところです。


17-12C5


17-12c4

地上は1気圧、水深10mで2気圧、水深20mで3気圧の水圧がかかります。
ダイビングでは水深30mで4気圧の水圧を受け、それに拮抗する為に4気圧の空気を
タンクから吸います。


肺が風船と考えれば分かると思います。
ペットボトルは水面では1気圧で、水深30mでペシャンコです。
水深30mで4気圧の空気を吸っていて、水面に出ると4倍に膨れ上がります。
すなわち肺がパンクします。緊急浮上は命の危険があります。

空気の78%程が窒素で、高圧の空気を吸うことは、その窒素が血液中に溶け込み、
それが減圧症の原因になります。
それを緩和する為に、通常は1分間に10mの浮上速度を厳守しなければならず、
尚かつ、水深5mで3分間留まる安全停止を守らないと減圧症にかかりやすくなります。

ダイブコンピュータです。
これを写したのは水深25mまでのカメラですが、日本製品の安全率を信用し、30mでも
大丈夫だろうと思っていました。
一時的に液晶画面がおかしかったのですが、後は問題なく撮影出来、「水没」せずに
済みました。


17-12c6

「N2」左下横のバーは体内窒素量  (推定計算値) 
「O2」右下横バーは体内酸素量  (推定計算値)

上左 潜水経過時間 「13分」  上右 現在水深 「30.9m」
下右の大きい数字は無減圧潜水時間 「11分」
(安全水中滞在可能時間) 残り推奨滞在時間 11分

現在の水深は30.9mで潜り始めて13分経過し、そこに留まるなら、あと11分しか
滞在できません。


次の写真では
現在水深32.2mで、潜水してから16分経過し、安全を考慮すると、あと6分しか滞在する
事が出来ません。

瞬間的には深さ30mを少し超えてしまいます。

17-12C7


それとは別にエアタンクの残留エア圧も考慮しなくてはいけません。
最初はタンク圧200気圧で潜水開始し、自己責任でエア残圧を確認し、インストラクターも
残圧を聞いてきます。
余裕をみて50気圧は残し浮上しなければなりません。



普通のダイビングの状態。
深さ18.3m、10分経過し、安全水中滞在時間は残り39分。
1回のダイビング時間は45分から50分です。
17-12C8

リゾートでダイビングする時は20mから25mまでの潜水で満喫できます。
減圧症の危険度が上がり、またエアがすぐなくなりますから敢えて30mまで潜る
必要性を感じません。



減圧の関係で、通常ダイビング後18時間以上経過してからでないと飛行機には乗れません。

ちなみに、リゾート場所での「体験ダイビング」では水深12mまでしか潜水しないので、
安全にダイビングが出来ます。

セブ島の私が大手と考えるダイビング・ショップで見た「体験ダイビング」の講習では、
ダイビング専用プールを使い、4~5人のお客に対し、日本人のインストラクター一人と
フィリピン人のアシスタント2人で機材の使い方などを説明していました。
安心、安全にダイビングが出来ると思います。

リゾート地で体験ダイビングの機会があれば、是非体験ダイビングにチャレンジして下さい。

17-12c9


当然ながら欧米系のお客もいます。
シュノーケリングでフィリピン人のスタッフが大勢います。
バンカーボートには簡易トイレもありますので、安心です。

船上バーベキューとか島に上陸してのバーベキューとかもオプションで選べます。





にほんブログ村 旅行ブログ タイ旅行へ    ←こちらも見てください。
バンコク格安宿&ガイド
ワット・アルン

格安宿泊「ティールーム」へ依頼した日本語個人手配ツアーの旅行記をメインに綴ります。

最新記事
スラム街の少女 タイ人×日本人
「スラム街の少女―灼熱の思いは野に消えて」 泰田 ゆうじ 著 (文芸社)¥1,470
スラム街の少女
最新コメント
プロフィール

thaitea

Author:thaitea
FC2ブログへようこそ!

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード